外壁塗装って必要あるの?【セルフチェックシート付き】

初めて塗装工事をご検討の方へ

外壁塗装業者からの訪問販売で「今すぐ塗装しないと大変なことになりますよ」など営業を受けると不安になってしまいますよね。

そもそも外壁塗装って必要なの?

大変なことって何?

放っておくとどうなるの?

今やらなきゃいけないものなの?

など疑問に思いますよね

結論からいわせていただくと、

外壁塗装は10年ごとに行った方が良い

です。

※多くの場合、今すぐに必要ということはないのでそういったことを言ってくる外壁塗装業者には注意しましょう。

それでは、なぜ外壁塗装が必要なのか外壁塗装をしないとどうなるのか外壁塗装をするべきタイミングなど、詳しく説明させていただきます。

外壁塗装の必要性

みなさんは外壁塗装をなぜ行うのかご存知でしょうか?

外壁塗装をなぜ行うのかというと

  1. 美観の維持
  2. 建物の保護
  3. 住まいの耐用年数延長

のためです。

美観の維持

建物の壁も屋根も、紫外線や雨風、ほこりや有害ガスによって時間がたつと色褪せ、ひび割れ、コケなど、どんどん汚くなっていきます。

その汚れを高圧洗浄で綺麗にし、外壁塗装をすることで新築のような綺麗な外観をまた取り戻すことが出来ます。

建物の保護

これが1番重要です。

先程も書きましたが建物は壁も屋根も、紫外線や雨風、ほこりや有害ガスによって確実に劣化損傷していきます。その劣化損傷を放置しているとクラックや錆が発生し雨水が沁み込みはじめ、柱や外装材を腐らせてしまいます。

そうなる前に外壁塗装を行えば建物の劣化損傷を食い止め、外観も綺麗な状態に持ち直すことが出来ます。

放っておけば置くほど修理が大規模になり莫大な費用がかかってしまうので、無駄に外壁塗装をする必要はありませんが、ちょうどいいタイミングで塗装工事ができれば小規模な工事で事足り、費用も抑えられます。必要なタイミングで外壁塗装を行いましょう!

住まいの耐用年数延長

適切なタイミングで外壁塗装工事を行えばお家も長生きができます。住まいは大切な資産ですよね。

建物を長持ちさせることで資産価値を高めることにもなります。

なにもしなければ腐っていく一方ですが、適宜補修、塗装を行うことで半永久的にお家も綺麗なまま、大規模な工事をしなくて済む(損傷が少なく価値が高い)ので資産も無駄に消費しないで済みます。

せっかく買った自分たちのマイホームですから長持ちさせたいですよね。適宜外壁塗装をすることで、大事なお家を長く残しておくことができます。

外壁塗装をする適切なタイミング

稀に、「今すぐ外壁塗装を行わないと大変なことになります!」と話す悪徳業者がいますが、ほとんどの場合は今すぐに必要というわけではありません。

では外壁塗装をするのに最適なタイミングいつなのでしょうか?

業界では、『家を建ててから、最後に外壁塗装をしてから10年』と言われています。10年を超えると劣化損傷が顕著になってきます。素地が傷ついてくるので10年を超えると工事の規模が大きくなることも。

しかしその10年の間にもじわじわと劣化は進んでいますし、太陽の当たる面と当たらない面とでは劣化速度も変わってきます。10年となると劣化損傷が表れてくる時期ですので、お家をより長持ちさせたい場合ですと7~10年の間に外壁塗装工事を行うのがベストです。

ですから、適切な時期に塗替えを行い、劣化損傷を食い止め、美観も維持してお家の寿命を延ばしていきましょう!

10年以内でも、過去に行った外壁塗装工事が下手だったりすると10年より前に劣化損傷が起き外壁塗装工事が必要になってくるので注意が必要です。

外壁塗装が必要な時のチェックシートを下に貼っておくので参考にしてみてください。

外壁塗装をしないと起こること

では、外壁塗装をしないでいるとどうなるのでしょうか。

ヘアクラック:幅0.3㎜以下、深さ4mm以下の細いひび

例えばこのヒビ、ヘアクラックと呼ばれる細いヒビですが、このくらいでは何の問題もありません。悪徳業者となるとただのヘアクラックでも「今すぐ塗装を行わないと雨水が入り込んで柱が腐る寸前です」などと騒ぎ立ててきますが無視しましょう。

しかしあながち間違いでもなく、そのヘアクラックを長い間そのままにしておくとクラックと呼ばれるヒビに成長してしまいます。

そうすると細いうちは壁の内側にある防水シートのおかげで平気でも、ヒビが大きくなることによって防水シートの防水が間に合わなくなっていきます。そして防水シートが破れ中の木に雨水が侵入してきてしまうのでクラックには注意が必要です。

雨漏りを放置しすぎると柱など骨組みに腐食が進み「家全体がゆがむ」「窓やドアの立て付けが悪くなる」「コケができる」「湿気を好むシロアリの巣になってしまう」「シロアリに柱を食い荒らされてしまう」という大惨事に。

そうならない為にも、クラックまでになったら1度プロの外壁塗装業者に現地調査をお願いしてみましょう。塗装の必要がない場合優良塗装業者であれば「外壁塗装の必要はない」と伝えてくれるはずです。

そしてなにより、ヒビを放っておくともちろん補修が難しくなってきますから、大きくなればなるほど費用もかさみますし、大きくなりすぎると補修ができませんからボードごと交換することになり費用は莫大に掛かってしまいます。

セルフチェックで費用を最小限に抑えよう

お家のメンテナンスで費用を最小限に抑えたい場合は早期治療、予防治療がオススメです。

「雨漏りになる前に適切なタイミングで外壁を塗り替える」ことでお家にかかる生涯費用が最低限に抑えられます。

小さなヒビでも放っておくともちろん補修が難しくなってきますから、大きくなればなるほど費用もかさみますし、大きくなりすぎると補修ができません。そうするとボードごと交換することになり費用は莫大に掛かってしまいます。

早期発見、この症状は劣化の第一歩

こんな症状を発見したら注意した方が良いというものを集めました。是非参考にしてみてください。

チョーキング

壁の表面を指で触ると白い粉が付くこと。これは塗料の水分が紫外線によって蒸発し油分だけが残っているため起こる現象です。

木部の浮き・はがれ

雨風雪・太陽光の影響で気が伸び縮みしてしまい塗膜が浮いたり剥がれたりしている状態です。放っておくと腐ります。

雨樋の劣化

雨風雪・太陽光の影響による樋の変形。取付金具がサビて折れてしまうとそこから雨水があふれ出し、そこから周りの劣化が進む。

変色

こびりつき汚れ、カビ、コケの繁殖

ヒビ割れ・クラック

ヘアクラック程度なら心配はない。写真のような大きなクラックは放っておくと隙間から雨水が沁み込んでくる。

鉄部のサビ

鉄部は塗料の保護がなくなると雨水の影響でサビつく。放っておくと穴ができ雨水が侵入する。サビ汁により家が汚れる

シーリングの劣化

紫外線などの影響で弾力性がなくなりひび割れや隙間が発生。放っておくとその隙間から雨水が侵入。

セルフチェックシート

なんとなくわかっていただけたでしょうか?そこで、『早期発見!自分でできるセルフチェックシート』をつくりましたので是非印刷をして1年に1回ご自分でお家を点検してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、1.なぜ外壁塗装が必要なのか 2.外壁塗装をしないとどうなるのか 3.外壁塗装をするべきタイミング について書かせていただきました。

1.なぜ外壁塗装が必要なのか

大きな損傷になる前にお家を保護し耐用年数や資産価値を高めるため

2.外壁塗装をしないとどうなるのか

家全体がゆがむ」「コケができる」「シロアリに柱を食い荒らされてしまう」などなど。

劣化損傷が外壁塗装で間に合わなくなりボードごと交換など費用が膨大に。

3.外壁塗装をするべきタイミング

一般的には10年ごと。紫外線や前回の施工技術によっても変わってくるのでセルフチェックシートを使い点検をしてみてください。

でしたね。外壁塗装を行う理由や大事さはわかっていただけましたでしょうか?

是非適切なタイミングでコスパよく外壁塗装を行い大事なお家を守っていきましょう!

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