埼玉で外壁・屋根塗装に最適な時期、NGな時期はあるの?

初めて塗装工事をご検討の方へ

屋外で行う塗装工事だからこそ、温度や湿度、天候などに品質や施工のしやすさが左右されるイメージはありますよね。塗装に最適な時期があるとすると、繁忙期もありそうとお考えになるでしょう。

今回はそんな塗装に最適な時期や気候、繁忙期についての疑問や注意事についてご紹介いたします。

埼玉の塗装業界の繁忙期と天気の関係

天候や作業環境が悪い日が続くと工期が長くなる

屋外で行われる外壁・屋根塗装工事は、お察しのとおり天候に振り回されてしまうものです。

雨や風などでやむおえず工事を中断することは決して珍しくありません。また関東では霜、まれに雪が降る時期もあり、作業環境が悪くなることもあります。そういった天候条件が悪化しがちな時期は予定よりも工事期間が長引いてしまい、結果的に家や窓を足場で囲まれている期間も長くなります。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温( °C)9.29.913.119.023.226.029.831.527.121.616.211.7
平均気温( °C)3.64.47.813.418.021.525.126.622.716.911.05.9
最低気温( °C)-1.5-0.62.88.113.417.721.522.919.212.86.20.8
降水量(mm)37.443.190.9102.3117.3142.4148.1176.3201.8164.975.741.1
さいたま市の平均値

また、近年では以前より大型の台風が埼玉にも来るようになりましたので、8~9月も注意が必要です。

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月12月
関東甲信地方    0.00.20.40.91.10.60.03.1
気象庁HPより 台風の平年値 https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/average/average.html

埼玉では天候が比較的安定した春や秋が繁忙期に

上記の結果、スムーズに工事を終わらせたいお客様からの工事依頼が気候が安定した春や秋などの時期に集中しやすいという状況が生まれます。

実際に、昔から比較的天候に恵まれる4~5月と10~11月は埼玉の塗装業界的にも繁忙期と言われています。この繁忙期では施工料が高くなることもあります

塗装品質と天気の関係

さて、繁忙期が春と秋に集中する理由は工期が長くなりがちなことが理由でしたが、他にも理由があるのでしょうか?天候によって塗装品質、つまり塗料の持ちに影響が出るのかということです。

湿度管理としっかり硬化・乾燥させればOK

上記のような繁忙期が定着した昔と比べ、近年の塗料は進化しており、天候が悪くとも、作業時の湿度管理と塗料の硬化・乾燥を行えば品質に影響が出るようなことはありません

塗料には必ず特性と使用方法、注意点があり、特に以下の4点は多くの塗料で共通しています。

①雨や雪が降っている、または表面に水滴や結露がある

②湿度が80~85%以上

③気温が5度以下

④都面の温度が推奨温度より高すぎる

上記のことから、気温15~30℃、湿度75%以下の条件下で塗装を行うことが最適ですが、お住まいの地域の過去のデータも念のため確認しましょう。その際には気象庁の地域別の過去の気象データが便利です。埼玉県のお住まいの地域付近の気象情報をもとに最適な時期に目安をつけましょう。

見積りの段階で対応力のある塗装業者を選べるかが重要

上記の環境下で適切な判断と対応をしてくれる優秀な塗装業者を選ぶことが肝心です。

例えば、雨に備えた養生ができているか、現場のコントロールや工期調整がうまいかなどです。梅雨の時期や夏場、台風の時期に工事を行う場合は、そういったことも見積の際に必ず確認しましょう。

とはいえ、繁忙期であっても天候は崩れることもありますので、どんな時期に施工するにしても、お客様側でもしっかり塗料と天候の相性を把握し、業者が不適切な環境で作業を行っていないか確認することをお勧めいたします

繁忙期の塗装依頼は早め早めに!

さて、しっかりと対応すれば天気の悪い時期でも外壁・屋根塗装は可能だとお判りいただけたと思いますが、やはり気候の安定した時期は人気の塗装業者はとにかく忙しく予約が取れないという状況になります。

少数精鋭の業者の場合は2~3か月先まで予約で埋まっていて作業ができないということも珍しくはありません。結果的に希望する時期に工事ができない。。。ということにもなりかねないので、ご希望の工事時期がある場合は、見積り依頼はとにかく早め早めにすることをお勧めいたします。

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