外壁塗装の見積もり[塗装工事終了編]

初めて塗装工事をご検討の方へ

前回の記事では外壁塗装工事中の注意点などをご説明しました。今回の記事では、外壁塗装工事終了後の流れと、仕上がりチェックで気を付けるポイントなどを詳しくお伝えしていきます。

外壁塗装工事は決してお安い工事ではないので、最後まで気を抜けません。塗装工事終了後は完工検査(確認作業)があります。塗り残しや色むらなど問題点がないか確認する為ですが、後々トラブルになる前にこの時にしっかり確認しておく必要があります。

この記事では塗り残しが起きやすい箇所や、確認漏れが起きやすい箇所のチェックシートもついているので是非この記事を読み、塗り残しなどがないかしっかりとチェックしていきましょう。

塗装工事終了の流れ

付帯部まで塗り終え完全に乾いたら塗装は終了です。

全ての上塗りが終了

完全に乾燥

養生を外す

完工検査(重要)

足場解体

清掃(後片づけ)

引き渡し

完工挨拶

養生

マスキングテープやビニールシートなどの養生を周りを傷つけないように丁寧に外していきます。

キズやベトベトが残っているようでしたら業者に処理をお願いしましょう。

使用した養生は業者が持ち帰り捨てます。

完工検査

まずは業者による塗り残しや傷、色むらがないかなどの完工検査(確認作業)が行われます。その後に施工主と業者とでまた確認作業を行います。

外壁塗装で損をしない為にもこの作業はとても大切です。

詳しくは後述しますが、後でトラブルになり後悔しない為にも隅々までじっくり確認を行いましょう。外壁塗装は手を抜かれてしまったり失敗をされてしまうことで、本来であれば10年は塗り直しが必要ないのですが、2.3年で塗り直さなければいかない事になるかもしれません。

しっかりと確認を行いましょう。

足場解体

解体時もカンカンと音がすることと、ものを壊されないように注意が必要です。

足場が解体してはじめて塗装後の全体像がみられます。

後片付け

養生テープやブルーシート、塗料の缶など使用した道具を全て片付けます。

ここでワンポイントアドバイスなのですが、もし依頼した塗装業者に不安がある場合は

使用済み缶の本数を確認しましょう。

使用済み缶の本数を確認することで手抜き作業を行われたか否か見極められます。「なくなったものは先に処分した」と言われかねないので、普段から注目しておく・写真を撮っておくなどもしておくと安心です。

見積書に記載されている使用塗料を確認し、ネットで検索を行うと塗料メーカーの公式ホームページに使用料の目安が載っています。缶の本数と比較してみましょう。

引き渡し

塗装工事が終了し、業者、施工主ともに問題や気になるところなど何もなければ引き渡しです。

完工挨拶

近隣の方達に工事が終わった旨とご迷惑をかけた謝意を伝え、外壁塗装工事は終了です。

お疲れ様でした。

完工検査チェックシート

後々トラブルにならない為には完工検査のうちにしっかりと問題点を見つけておく必要があります。

見逃しやすい箇所、塗り残しが多い箇所を重点的に、しっかりと確認行うためのチェックシートです。

  • 塗り残し
  • 窓枠
  • ガスメーターの裏
  • 室外機の裏
  • 軒天
  • 雨樋
  • 基礎
  • 色むら
  • 汚れ
  • 予定通りの色かどうか

※色については施工前の打ち合わせが重要なため完工検査時に気づいた色の違いは施工主様負担による塗り直しになります。

完工金

現金払いの場合、ほとんどの業者では、塗装工事が完了し、3日前後で着手金を差し引いた残り全ての工事費用をお支払いします。

外壁塗装のお支払いについて詳しくはこちらの記事をお読みください

完工書類

塗装工事が完了すると、塗装業者の方から

  • 作業写真
  • 領収書
  • 保証書

などが送られてきます。

優良塗装業者の場合ですと作業写真ではきちんと作業が行われていたか工程ごとに写真付きの書類で確認ができます。

アフターフォロー

塗装工事が完了後に何かトラブルや問題が起こった場合大切になってくるのがこのアフターフォローです。

アフターフォローを付けるか付けないかでも見積金額は変わってきます。

塗料メーカーが行っているアフターサポートは完工書類の際に保証書が送られてくることがほとんどですが、ここでいうアフターフォローとは、依頼した塗装業者によるアフターフォローです。

アフターフォローを行っていない塗装業者はもはや話になりませんが、「アフターフォロー付き」といいつつ名ばかりのアフターフォローでしかない可能性もあります。

どのようなアフターフォローがあるのか契約前にしっかりと確認しておきましょう。

アフターフォローには、「定期的な点検」「不具合などが生じたときの対応」などがあります。詳しくはこちらの記事をお読みください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

外壁塗装工事が終了する際の疑問点は解決いたしましたでしょうか。

この記事のまとめ
  • 缶の本数を確認しよう
  • 完工検査はしっかりと(チェックシート付き)
  • 完工金お支払いは工事完了から3日前後
  • アフターフォローがある

気になるものがある場合はしっかりと読み直し、工事完了後のトラブルや悪徳業者対策に備えましょう!

この記事を最後に「外壁塗装の見積もり」シリーズは終了です。

外壁塗装の流れや不明点などが解決していたら幸いです。

これからも外壁塗装に関して寄せられる疑問や不安、悪徳業者対策などを載せていくのでこれからも読んでいただけたらと思います。

この度も最後までお読みいただきありがとうございました。次回の記事では「外壁塗装の見積もり」シリーズを順番にまとめていきます。是非お読みください。

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