外壁塗装をご検討中の方は、「お洗濯物を外干し出来るの?」という疑問をお持ちになる方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、基本的に外壁塗装期間中はお洗濯物の外干しは出来ません。
外壁塗装期間中の約2、3週間外干しが出来ないとなるとお困りになる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁塗装期間中のお洗濯物事情について詳しく解説していきたいと思います。
皆様のご参考になりましたら幸いです。
外壁塗装期間中に外干しが出来ない理由
それではそもそもなぜ外壁塗装期間中は外干しが出来ないと言われているのか、からご説明していきたいと思います。
外壁塗装期間中に外干しが出来ない理由

・お洗濯物に高圧洗浄の際の水が飛び汚れてしまう
・お洗濯物に塗料が付着してしまう、又はニオイが付いてしまう
・工程によってはお洗濯物を外干しされてしまうと作業が出来ない、又は作業の邪魔になる
・外干しされているお洗濯物を汚さないよう細心の注意を払うため通常よりも時間がかかってしまう
このような理由により外干しを基本的には控えて頂くようお願いする業者がほとんどです。
外壁塗装期間中のお洗濯物の対処法
それでは、一体外壁塗装期間中のお洗濯物はどうしたら良いのかご紹介していきます。
室内干し

ただ室内に干すだけですとお洗濯物が乾くまで時間がかかってしまうため、扇風機やサーキュレーターを使用するのがオススメです。
最近では、室内干し用の洗濯洗剤も多いのであわせて活用することでストレスなく過ごせるでしょう。
コインランドリーを使用

お家の近くにコインランドリーがある方はコインランドリーがオススメです。
ただし、お車を持っていない場合にはコインランドリーが相当近くにない限りご家族分のお洗濯物を運ぶのは大変になってしまうと思うのでオススメできません。
コインランドリーの料金は、1回あたり800~1500円程度かかるので室内干しと併用して活用することがオススメです。
安く抑えるコツとしては、洗濯だけご自宅で行い乾燥のみコインランドリーの乾燥機を使用方法です。乾燥機のみの利用だと1回あたり500円になるので約300~1000円の節約となります。
※コインランドリーによって値段が違うので、お近くのコインランドリーの値段のチェックをお忘れなく!
浴室乾燥
ご自宅の浴室に浴室乾燥機能がついている方は、浴室乾燥がオススメです。
最近ですと、ご自宅に扇風機やサーキュレーターをお持ちでない方も多いと思いますので普段使わないのに買うのが勿体無いという方は浴室乾燥を利用するのが特にオススメとなります。
【必見】どうしても外干ししたい方向け対処法
外干し出来ない理由とその対処法をご説明しましたが、やはりどうしても外干しをしたいという方も少なくないと思います。
ここで、どうしても外干しをしたい方へその対処法をご紹介していきます。
※対処法があるというだけで、絶対に外干しが出来るという訳ではありませんので予めご了承頂けますと幸いです。
外壁塗装工事の休工の日に外干しする

外壁塗装を行う業者にもよりますが、休工の日を設けてる業者も多い為そのタイミングで外干しが出来る場合があります。
※休工を設けていない業者もあります。
ただ注意したいのが、休工の日でも足場や飛散防止ネットはそのままなので思うようにお洗濯物が干せない場合もあります。
また、休工の日に外干しする場合も業者に外干しをしたいときちんと相談するようにしましょう。
工程によって外干し出来るタイミングも?
外壁塗装工事は大きく分けて下記のような工程になります。
・足場設置
・高圧洗浄
・下地処理
・養生
・外壁塗装
・完了検査
・足場解体
まず、外干しが絶対に出来ないのが足場設置・高圧洗浄・外壁塗装・足場解体の工程です。
次に外干しが出来る可能性があるのが下地処理・養生・完了検査の工程になります。
それでは、外干しが出来る可能性のある工程について少し詳しく紹介していきます。
下地処理
下地処理といってもご自宅によって進行方法や作業内容が異なる為、必ずしも外干しが出来るという訳ではありません。
ですが、下地処理の工程でもシーリングのすりこみやビス止めなど汚れなどの飛散が少ない工程の際には外干しが出来る可能性があります。
※ただし、飛散の恐れが少ない工程のみの日でも作業中にお洗濯物を汚してしまう可能性が0ではありません。
その為汚してしまう可能性がないと言い切れない以上は外干しを避けるようお願いされる場合や汚れてしまった場合はあくまで自己責任となってしまう事もある為、塗装業者に相談の上判断を仰ぎましょう。
養生
養生では、作業するにあたって人の行き来がある以外汚れが飛散するような作業ではありませんので外干し出来る可能性はあります。
しかし、お洗濯物を干したい場所が養生シートで覆いたい箇所の場合や養生作業を行うのに邪魔となってしまう場合には当然外干しは出来ないのでこちらも塗装業者に相談が必須となります。
完了検査
完了検査は通常塗装工事が完了した際、足場解体を行う前に塗装が不十分な箇所がないかなどを確認する作業となる為1時間程度で終わることがほとんどです。
ただし、足場や飛散防止ネットなどはそのままなので思うようにお洗濯物が干せない場合も考えられます。完了検査の日に外干しがしたい場合にも塗装業者への確認はきちんと行うようにしましょう。
夜間に外干しする

外壁塗装工事は、日中ですので作業を行っていない夜間でしたら通常、汚れが飛散することはない為外干しを出来る可能性があります。
しかし、こちらもお洗濯物を干したい場所によっては干せない場合もあります。
また塗装業者に確認の上、夜間の外干しの了承が得られた場合にも注意する点はあります。
・朝塗装工事が始まる前にお洗濯物を取り込む必要がある
塗装工事は朝8時半頃から作業する業者が多い為こちらも確認の上、作業前にお洗濯物を取り込みましょう。
・お洗濯物が乾かない可能性もある
折角外干しが出来ても、きちんと乾かず生乾きになってしまっては再度洗濯をしなくてはならなくなってしまい元も子もなくなってしまう場合も。夏場でしたら、基本的には問題ないと思いますが冬場はオススメ出来ません。気候と相談しながら外干しを行いましょう。
まとめ

外壁塗装期間中のお洗濯物の対処法について、ご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
外壁塗装期間中の外干しについては、
塗装業者への相談は必須ですのでまだ業者を決めていない方は”相談をしやすい業者であるか” ”相談をした時に親身に考えてくれるか” ”外干しが出来ない理由や対処法を教えてくれるか”を決め手にするのもひとつの手ではないでしょうか。