外壁塗装を行いたい際に、どういった会社に頼むべきか悩みますよね。
外壁塗装は費用が高く、何度もできる工事ではないので、失敗は絶対にしたくないと誰もが思うことです。
体調が悪くなったら国家資格を持っているお医者さんに診断をお願いするように、塗装業者もきちんとした知識や技術、資格を持った塗装会社にお願いをする必要があります。
ただ安いところにお願いをしても失敗をされてしまったら外壁塗装は剝がすことができないので壁を建て直さない限り元に戻らないのです。
そこで今回は、外壁塗装業者にはどんな種類があるのか、選ぶべきポイント、メリットデメリットなどをお伝えしていきたいと思います。
どの業者でも施工を行うことが出来ますが、外壁塗装の質や値段、対応に差がでてきます。もし悪徳業者で契約を行った場合、低品質で高額な施工を行う可能性もあります。
なるべく費用を抑え、高品質な施工をしてくれる塗装業者をしっかり見極められるよう、今回は外壁塗装業者の種類別特徴、業者の選び方のポイントなど、ご紹介しています。
外壁塗装業者の種類
では、外壁塗装を行っている業者にはどのような種類があるのでしょうか。
の大きく分けて6種類あり、それぞれに特徴があります。
ハウスメーカー
ハウスメーカーは住宅を建てた会社で、新築から続く大手の保証を受けられます。
ハウスメーカーが行う外壁塗装工事はハウスメーカーの下請け業者が行うので中間マージンが発生します。
外壁塗装専門店には中間マージンが発生しないので、ハウスメーカーは塗装専門店と比較すると 2~5割増しになり、割高です。
その上、実際に施工してくれる業者を選べないので知識や技術において手を抜く可能性を排除しにくいデメリットがあります。
但し、ハウスメーカーの下請け業者は大手との契約を切るわけにはいかないのでしっかりと施工を行う業者が多く、極端な手抜きは行われない傾向にあります。
しかし外壁塗装の職人はプロなのでハウスメーカーや私達に手抜きと見せない事も可能ですので、ハウスメーカー側が外壁塗装に関する知識を持っている必要があります。
ハウスメーカーのメリットは
・大手の手厚い保証が得られる
・職人の数が多く安定した工期が約束される
・大手の名を傷つけない程度の品質は保証される
の3つ。
デメリットは
・工事の価格が高くなる
・使用する塗料を決められない
・仕上がりの品質が悪くなることがある
の3つ、特に中間マージンが含まれる外壁塗装工事費用がネックとなります。
リフォーム会社
リフォーム会社は、外壁塗装だけではなく、お家の中のリフォームや内装工事、外構工事なども手がける会社です。
メリット
すべて同じ業者で施工を行える為、業者選びや業者間の調整などの手間がいりません。そのため、外壁塗装と内装工事や外構工事をまとめて依頼する事ができます。
しかし、リフォーム会社は2種類に分かれそれぞれに注意が必要です。
1. 元々は外壁塗装専門店だった業者が後に内装工事や外構工事まで事業を展開するようになったリフォーム会社。
このような業者は、元々が外壁塗装専門店だった分、今までの経験や知識を有している優秀な職人がいることが多く、外壁塗装だけと考えると技術・品質は外壁塗装専門店に劣りません。
2. 元々内装工事や外構工事専門の業者が、後に外壁塗装まで事業を展開するようになったリフォーム会社。
このような業者は外壁塗装の経験が浅いため、技術や知識が不足している場合や施工を下請けに任せている場合があるので注意が必要です。
工務店
大工職人で構成されていることが多い工務店は、外壁塗装にはあまり詳しくはない場合が多いです。
技術や知識がの不足や、施工を下請けに任せている可能性があるので注意が必要です。
家電量販店・ホームセンター
外壁塗装を依頼できる家電量販店やホームセンターがあります。
ほとんどの場合は、施工は下請けが行うので、中間マージンが発生するので高額になり、その上実際施工をする業者を自分自身で選べないというデメリットがあります。
訪問販売
訪問販売業者は、良い会社もありますが、見積もりや施工内容、手抜き作業による品質問題などのトラブルが発生した際に保証やアフターフォーローが不適切で対応をしてくれない悪徳業者が多いので見極めが大切です。
見極めのポイント
・知識や資格を持っている証拠を出さない
・すぐに施工をする必要があると煽られる
・「今契約すれば安くなる」や「特別キャンペーン」などの提案をしてくる
上記をしてくる場合は、悪徳業者の可能性が高いです。
逆に、
・知識や資格を持っている
・丁寧なヒアリング、劣化診断士による状態確認がある
・HPに施工事例が載っているなど、しっかりしている
などの場合はまともな塗装業者である確率が高いです。
知識や技術など持っているのかの確認など、じっくり時間をかけて業者を比較検討していきましょう!
塗装専門店
塗装専門店は、外壁塗装を専門に行っている業者のことで、知識が豊富で技術も高い特徴があります。
確認は必要なのですがだいたいにおいて自社の職人で施工を行うため、今回紹介した外壁塗装に関する業者において最も価格が抑えられ、高品質な施工を行うことができます。
業者の選び方のポイント
外壁塗装業者にも種類がある事、見極める事の重要さはわかっていただけましたでしょうか?
大事なお家の外壁塗装工事を絶対に失敗させないために見た目に騙されず慎重に塗装業者を選んでいきましょう。
自社施工の業者
自社施工の業者は、中間マージンがかからないので、施工を下請けが行う業者よりも費用を抑えることができます。
また、自社の職人なので、責任感も強く施工手順の厳守やお客様対応などのマナーが身に付いています
塗装専門店はオススメ
塗装専門店の多くは自社施工で、最も塗装の技術や知識が豊富な種類の業者です。
とはいっても塗装専門店の中で優劣があるので、お見積もりを塗装専門店から複数とり比較検討する事をオススメします。
中でも、国家資格である(1級)塗装技能士や外装劣化診断士などの資格を持った外壁塗装業者が安心です。確認をとってください。
塗装技能士について | 一般社団法人 外壁塗装協会 (tosouginoushi.com)
一般社団法人住宅保全推進協会 (jutaku-hozen.or.jp)
まとめ
塗装業者の種類大きく6種類に分けることができます。
その中でも塗装専門店は、最も施工費用を抑える事ができ、塗装の技術や知識も豊富です。
ですので塗装専門店且つ、きちんとした技術や知識、資格を持った塗装業者にお願いをすれば、外壁塗装費用を抑えられ、失敗する確率も低いです。
施工中や施工後にトラブルが発生すると、多くの時間と労力を使います。万が一対応の悪い業者だと泣き寝入りせざるえない状況に追い込まれる多々あります。
このようなトラブルに見舞われない様に、無料で見積もりをしてくれる塗装専門店でいくつか複数お見積もりをとる事をオススメします。